どうも。廃人です。
皆さん、幸せですか?僕は不幸せなわけですが、なぜ不幸せなのか、賢明な諸兄はお気づきのことと思います。そうです、クリ○○スのせいです。この空欄は各自適当と思われる語句を埋めていただければ結構です。
僕という人間は、孤独という文字から想像する人間の像を思い浮かべていただければ、当たらずとも遠からずの位置にいる人間なので、毎年この時期になると必ず「クリ○○スが憎いぜよ(空欄は各自埋めていただきたく存じます)」とかなんとかのたまっています。
やはり、今年も憎いです。
ということは、今年も、その、なんというか、パートナー?的な?方が居ないわけなんです。まあ、当然ですよね。今これ書きながら、画面の横にネット上で拾った好みのタイプの女の子の写真出してニヤニヤしてますから。パートナー云々じゃなくてね、うん、淘汰されるべき種類の人間だと思う。ただ、その辺の事情を考慮してもね、やはりこの時期特有の虚しい気持ちというものは振り払いがたいものですよ。この気持ちが理解できないやつは何らかの方法で焼き払われろ!!!!
しかし、一方で僕は気がつきました。今年もこうして街行くアベックたちに殺意の視線を向けることが、有意義なことであるのか、ということを。アベックたちに「殺すぞ」と目で訴えかけようが、惨めな気持ちを押し殺してそっと視線を自分の足元に落とそうが、どちらにしても負け組み丸出しじゃないか。
そこで、今年は憎しみの方向を他に移そうと思います。
クリ○○スというものが日本においても受容されるようになったのがいつの頃は知りませんが、今現在、これがアベックたちの一大イベントであり、様々な要素に大きなインパクトを与えていることは否定すべからぬ事実です。
さらに驚嘆すべき点は、このイベントが期間内において一部産業の需要を増大させているということです。その需要者となっているのは、言うまでも無く私が今まで憎しみと羨望の眼差しを向けていた恋人たち、そしてアホ面下げてサンタさんにプレゼントをねだる子供の親たちです。
今まで私は、怒りのあまり彼らもまた被害者であることを忘れていました。そして同時に、このイベントにより私腹を肥やしている人間への怒りが沸きあがってきました。許せん!今日はそんな一部の人間を紹介していきたいと思います。
まずは、なんか高いアクセサリーとかそういうの作っている人、及び売っている人!
男と言うものは、やはり恋人の前ではいいところを見せたいものです。なんか高級なものを売っているところに入る時も、まるで「このラーメン屋がうまいんだよ」とでも言い出さんばかりの表情で、颯爽とターンアンドイン!店員になめられてたまるものかと、この日のために革靴もあつらえました。28000円。普段は3000円のコンバースです。
男は、入店早々、この店の不審な点に気がつきます。商品に値札が貼られていないではありませんか!これは元気くんが実際体験した話です。ごめん、元気くん。俺が書いちゃった!俺、高級な店とか入ったこと無いからさ!
↓(こっから妄想に戻るよ)↓
それはさておき。男は焦ります。今までは高い店に入っても、値札の存在によって平常心と自尊心をたもっていたのに・・・!これでは、商品に目をつけたらとりあえず値段を聞かなければならないではないかっ・・・!そこで自分の及びもつかない値段を提示されたら・・・!とりあえず「あ、やっぱいいです」って言うしかないが、そしたら店員に「この程度の値段も払えないとは・・・フッ、所詮庶民よのう」って思われちゃうだろうし、彼女にしたって「うわ、商品そっと置きなおして、そ知らぬふりで口笛ふいてやがる。つーかこいつのせいで私まで恥かいちゃったじゃねぇか!」とかなってその後も変な空気になっちゃうよ絶対なっちゃうよやばいよ、とか何とか考えてしまいます。
全身の毛穴から噴きだす汗。そんな気持ちを知ってかしらずか、クソ女は「これかわいいー」とかありきたりなことを言いながら商品を選んでいます。「頼むから・・・高いものは選んでくれるな・・・!」男は小さくつぶやきました。硬く握られた拳は小刻みに震え、目線はしきりにあらぬ方向へと泳いでいます。男の尋常ならざる状態に、店員が奇異の眼差しを向けています。彼女は相変わらず高級アクセサリーに夢中。窓越しに見える街並みは、イルミネーションと、恋人たちの喧騒に包まれています。
とにかく、はやく、帰りたい・・・男は青ざめた顔で、商品の説明を聞いていました。
ざまぁ!!!・・・じゃなくて、許せませんね。クリ○○スに便乗したビジネスのせいで、ひとつのカップルの幸せはもろくも崩れ去りました。次です。
クリ○○スを彩るものには無形のものもあります。それは音楽ビジネスです。毎年のように雑多なクリ○○スソングが吐き出されていますが、その中でも、一部の曲は時代を越えて愛され続けています。恋とか愛とかうっせぇよ!!絵空事だバカヤロー!!・・・じゃなくて、はい、続けます。
その日は彼氏の部屋で過ごしているカップル。街の華やかな空気もいいが、こうしてのんびりと恋人とイチャイチャするのも悪くないアー書いてて胸くそわるくなってきたじゃなく。
部屋に流れる、代表的なクリスマスソングたち。彼氏がこの日のためにコンピレーションアルバムを買ってきたのだ。ソファに並んで座る二人の眼前に灯るキャンドルも、特別な日にふさわしいロマンティックな雰囲気を醸し出している。
「やっぱりタケシは最高!」ハナコは恋人が演出した聖夜を、心の底から満喫していた。タケシもハナコも、来年には28になる。そろそろ二人の将来を真剣に考えてもいいころだ。ただ、この日だけは、そんな現実は脇に追いやって、この幻想的な夜に酔っていたかった。
「ハナコ・・・」タケシはそうつぶやくと彼女に向けて身をよじり、そっと顔を近づけた。ハナコは押し殺したような笑みを浮かべ、応じるしるしとしてゆっくりと目を閉じた・・・。
そのときである!タケシが身体を半回転させるはずみで、彼の肘が部屋を優しく照らしていたキャンドルに直撃し、転がったそれがテーブルの上に無造作に置かれていた「クリスマスコンピレーション2008」と書かれた歌詞カードに炎を引火させたのだ!異変に気がついたタケシが、最初に「うわぁ」といううめき声を上げた。ハナコはその声を聞いて反射的に目を開け、目の前で起こっている惨状を視認した。
「やばい、やばい」タケシは身じろぎもせず、ただ言葉を発するだけだった。「早く火を消さないと!」ハナコは彼に何らかの行動をうながした。しかし、タケシは「消さないと、消さないと」と彼女の言葉を復唱するばかりであった。驚きと恐怖でパニック状態に陥ってしまったのであろう。それを見てハナコは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ、手元にあったクッションで炎を叩き消した。後に残ったのは、歌詞カードの燃えカスと、聖なる夜に醜態を晒した、ハナコが先ほどまで愛していた男だけだった・・・。
ざまぁ!!!・・・ではなく、ではなくね。許せませんな!彼らは、このコンピレーションCDのせいで破局への一途をたどることとなるのです!この大量消費社会において、利益のためだけに商品を乱発することがこのような危険性をはらんでいるということを示唆する好例といえるのではないでしょうか。
それと、クリ○○スに大量に消費されるものといえばなんでしょうか。皆さんお気づきですね?そうです、コンドームです。
「聖なる夜にはやっぱりコレだよね!」とかいってヤリまくる日だもんなぁ、クリ○○スは!うるせぇバカヤロウども!てめぇら年がら年中発情期だろうが!くそが。くそったれが・・・くそ(ヒグッ)ったれ(グスン)がぁ・・・。俺だって・・・おれだってぇ・・・。ではなくですね。ここにも大きな落とし穴があります。
クリ○○スを間近に控えたある日。コンドーム工場は多忙を極めていた。「あー忙しい」そういって汗を拭う女工オフク(41)。毎年のことと言え、この忙しさはどうにもならないものか。「そもそもあんな日があるから・・・」オフクの脳裏に考えてはいけない着想がよぎった。
夫とは5年前に離婚。表向きの理由は、巷でよく言う「性格の不一致」。しかし、実際には夫の作った借金が発覚し、さらにその借金が愛人に貢ぐカネほしさに作ったものであることがわかり、相手の女性も交えた泥沼離婚となったのであった。すずめの涙ほどの慰謝料は得たが、生きていくためには働かなければならない。そのときに見つけたのが、コンドーム工場の求人広告であった。子供もいない。朝から晩まで働きづめのオフクの唯一の楽しみといえば、工場からこっそり持ち帰ったコンドームに、水をいれて膨らませて遊ぶことだけだった。
「こうすることでしか、私は世間に対して復讐できないのよ・・・!」オフクは、コンドームを袋詰めする作業に、今までしたことのなかった一つの動作を取り入れた。それは、袋詰めするまえに、先端部分に穴を開けていくことだった。それが、どんなに恐ろしいことを意味するか、オフクにはわかっていた。だが止まらなかった。こんな日、なくなっちゃえばいいのよ。こうして、日本の出生率は、2.1を回復した。
卒論のテーマ、『コンドームに穴を開けて出生率回復!』に決定!!!
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