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加齢臭の哲学

ある夜、床に付いて枕に顔をうずめると、どこか懐かしくも不快な臭気が僕の鼻腔を刺激した。これは・・・


加齢臭・・・!?


僕は気のせいだと信じたかった。春の陽気のせいだと思いたかった(今は夏です)。しかしその臭いは、どの角度から理解しようと試みようとも、どこまでも加齢臭なのである。僕は、まるで広大な砂漠に取り残されたような前後不覚を味わうこととなった。


加齢臭の不快なこと、“わきが”を上回ると言っても過言ではない。無論、臭いそのものの比較であれば、“わきが”の方がより強烈であるという解釈をする御仁も多くおられることであろう。それについて僕が異論を差し挟む余地はない。


今考えてもらいたいのは、自分が“わきが”もしくは“加齢臭”に取り付かれた場合、どちらの方が精神的外傷が大きいか、ということである。加齢臭を鼻腔に感じてしまった今、僕はにべもなく「加齢臭のほうがキツイ」と論ずることができる。


はじめに、わきがについて考えてみよう。確かに、自分が強烈な異臭を放っているとしたら、僕は間違いなく自分の身体構造の劣悪を呪うであろう。実際、僕には“わきが”的性向も少なからずあって、夏の日に消臭スプレーは必須アイテムであった。


だが、あなたが“わきが”であるなら、それは世に出ている消臭スプレーなどでかろうじてごまかしは効くであろう。また、どうしても耐え難い場合に際しては、病院で治療を行うという選択肢もある。“わきが”の何が一番問題なのかと言えば、それは異臭によって他人に迷惑を与えてしまうという点である。極論すれば、人に苦痛を与えることになんらの罪悪感も覚えない人間にとっては、“わきが”は特段に問題のない身体的特徴なのである。


加齢臭の場合はわきがとは、「異臭を放つ」という点では共通していても、現象の意味合いが大きく異なる。やや大仰な表現をしてしまえば、加齢臭の発生は「自己同一性の崩壊」である。


人間が人生を遊泳する上で避けがたく訪れる老化現象は、往々にして本人が予想しえないポイントにおいて顕在化する。現象それそのものは、本人が知覚し得ないほどに緩慢なスピードで身体を蝕んでいくものであるから、我々は明確な線引きは無しに、ある日突然健常時との差異によってそれを知覚する。そのときに初めて、我々は「若い自分の喪失」を悟るのである。


言い換えれば「アイデンティティの崩壊」である。「若さ」とは希望だ。人間は、希望を持ち続けることで、一個の人間として生き延びていく。すなわち「若い自分」とは希望に満ち溢れた自分そのものと言っても過言ではないのである。


加齢臭の発生は、老化による希望の喪失を具象化したものなのかもしれない。臭いそのものはごまかせても、自己が緩慢に崩壊へと向かっているという事実は、消臭スプレーを持ってしてもごまかすことはできない。加齢臭の発生を知覚した僕は、滅びへの第一歩を踏み出したということなのであろう。そして、枕が親父臭かったくらいで、このような笑いどころのない長文を綴ってしまう僕は、完全に頭がおかしいと言わざるを得ない。


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どうも!今回もどうでもいい文章で字数をかせいだよ!趣味はただ飯喰らい、しょうくんです。


今日もメインは企画準備の経過報告です。先日、早速中古ゲームを置いている店に行って、amazonのランキング上位の恋愛シミュレーションゲームを探しに行ってきました。すると、驚くべきことに四店巡って、二店にしか置いていない。しかも、置いてある二店においては、値段がクソ高い!


一番安値のキズもので2800円ですからね。あ、「キミキス」ってやつね。2006年の作品と書いてあるわりには、なんで値崩れしてないの?そんな人気なの?


ということで、今回の企画、とりあえずゲーム選びからやり直すことになるかもしれません。PS2版の「ときめきメモリアル」は1000円以下で売っておりましたので、そっちになる可能性大です。ただ、できれば人気のゲームをやりながら「萌えー」とか言ってみたいので、もうちょっと「キミキス」の安い奴を探して見たいと思います。


本気でゲームを楽しもうとしているのが怖い・・・。


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禁煙したい(タバコくわえながら)

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祥くん」カテゴリの記事

コメント

今日のは流石の俺も読み飛ばした。

投稿: けんごさん | 2009年8月 2日 (日) 22時36分

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