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かゆみ

近頃すっかりさぼりが恒常化しているトットちゃん。ブログです。いいよね、週一くらいでさ。と言ったところで、またしてもパソコンが僕に刃向かいます。今度は『週一』と打とうとしたら、『修一』と出ました。僕はそんな奴知らない。秀一ならギリギリ知ってるけど。南野秀一。妖弧・蔵馬の世を忍ぶ仮の姿。どうでもいい。


それから、けんごさんが言ってた元気くんの高校時代の小論文ノートね。一部はタイムカプセル(山形が開けたがっている)に埋めたから今頃腐ってたい肥になっている可能性大だけど、たしか一年生のころのノートは卒業記念に居酒屋『忍』に寄贈されていたはず。店長が処分していなければ現存していると思うよ。けんごさんの言うとおりあのノートの破壊力はすごい。本人が真面目に書いているぶん余計におもしろい。内容は僕も覚えていないので、いつか店長にこのブログで公開してもらいたいと思います。


元気くんが手をつけたものは、すべからく面白くなってしまうという現象が発生します。前にも書いたと思いますが、ネタ不足につき書きます。


僕らの通っていた高校は一応進学校とカテゴライズされる高校でしたので、僕のような一部の脱落した人間は除いて、みんな少なくとも中堅クラスの国公立大学への進学を志望し、勉学に励みます。三年生になると私立大学志望の人間もボチボチ出るのですが、国立だろうが私立だろうが受験は甘くありませんからね(僕が言うと怒られそうだが)。みんな夏休み以降は怖いくらい勉強します。


そんな中図書室で横山光輝の漫画『三国志』(おもしろいです)を読む僕は明らかに浮きます。ベランダに海パンを干す小原くんも確実に浮きます。二次試験間近の時期に「しょうくん、レコーディングするぞ」と言ったり、教室でトットちゃん。のCDを流して大爆笑しているけんごさんは白い目で見られます(と言ってもけんごさんは推薦で既に受かっていた。しかし、ウチの学校には、推薦で受かっていても、他の人間の邪魔をしないように、学校にきちんと出て、勉強をしているフリ(?)をしなければならないという暗黙のルールがある。元気くんが好きだった人も推薦で合格していたが、その後も真面目に勉強していた)。


受験期の自堕落エピソードは他にも沢山ありますが、とりあえずこの辺にしておきましょう。さて、元気くんです。以前、クラスの馬鹿スリートップは、小原、元気、僕であるという話を書いたことがありますが、実のところ元気くんは、小原くんや僕と言った性根から腐りきって勉強に対するやる気が湧かない人間とは少々毛色が違います。彼にはやる気はあるのです。確かに彼は、受験期にも僕らと一緒に遊んだりはしていました。そこら辺は駄目です。しかし、元気くんは家に帰ると、徹夜で参考書に書き込みをする模範的な受験生だったのです。ただ悲しいかな。努力の方向がおかしかったのです。


まずはセンター試験の得点源として重要な社会科・日本史です。国立大学を諦めた、もしくは諦めたように振舞っていた(実際僕らと一緒に遊んでいた中で、ひとり某国立大学に合格した人がいる。レベルが違う)連中は、ほぼ例外なく日本史に力を入れていました。教科書の知識を網羅できれば高得点が狙えるからです。無論元気くんも参考書を買って毎日のように眺めていました。それが、同輩の中でカルト的な人気を誇る『日本史最勝王』です。もっとも、人気があるのはその内容ではなく、元気くんの書き込みです。


元気くんは、ブックオフで色々な(あやしい)本を買って知識を身につけること火の如しです。陰陽師、忍者、魔球など様々な事象に関心を持っていましたが、そのうちのひとつが『記憶術』です。それによると、覚えたい事柄があるときには、その事柄と別の事柄を関連づけて覚えると記憶が定着しやすいのだそうです。まあよく聞く話ですよね。『武田信玄』だけでは覚えづらいと言う人でも、『風林火山』や『甲斐の虎』(日本史人物辞典に書いてた)などといった言葉と一緒に覚えるといいよ、みたいなもんです。しかし、元気くんは『日本史最勝王』において、それを間違った形で実践したのです。


では例を見てみましょう。


多賀城→たがめ
蔵米→蔵米食べるくらきまい
漢冶萍公司(かんやひょうこんす)→カイヤ結婚す


意味がわかりません。強いて言うとすれば、駄洒落です。駄洒落だとしても、その言葉の意味にかけて洒落るならわかります。参考書でもよくありますから。しかし元気くんは、その言葉についてただ駄洒落を書いただけです。覚えられるはずがありません。仮に『カイヤ結婚す』のおかげで『漢冶萍公司』を覚えられたとしても、『漢冶萍公司』が何であるかは覚えられません。しかも、元気くんのすごいところは、このような普通の人が見たら正気を疑うような行動を、ごく真面目に行ってしまうところにあります。徹夜して一語一語にこのような書き込みをしていたのです。ある意味努力です。無駄な努力ですが。


次に英語です。英語も自堕落学生たちには人気の教科です。「単語さえわかれば俺だって・・・」という気持ちがあるからです。そこで、みんなひたすら単語の暗記を行います。うちの学校の生徒たちは、『ターゲット1900』という単語帳を使用していました。無論元気くんもその一人です。こちらの『ターゲット1900』(羽上元気モデル)も信者を公言してはばからない人間を多く生み出しました。その人気の秘密は、元気くん独自の語呂合わせにあります。こちらはあまり覚えていないので、もし覚えている方がいたら一助願いたいと思います。僕からは3つだけ紹介いたします。


gain→ガイーン手に入れる
victory→勝利はヴィクトリー!(こぶしを天に上げながら)
prevail→絶対プリヴェイル!(やはりこぶしを天に)


・・・そんな彼も今は醜勝学生。大手に入社してほしいですね。

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コメント

小説書いたりする暇に勉強してれば、俺たちも今ごろ元気みたく有名私立大学生だったかもね。いやー懐かしいわ最勝王

投稿: 山形 | 2008年2月27日 (水) 12時14分

お前の小説のこともネタにできるな。今度使う。完成度高かったしな。お前はホント才能の無駄遣いをしてたと思うよ。

投稿: しょう | 2008年2月27日 (水) 12時49分

victory→勝利はヴィクトリー!
なんて、面白すぎhappy02happy02
語呂合わせじゃないじゃんsmile

投稿: ブタ子 | 2008年2月27日 (水) 14時54分

→ブタ子さん
元気くんのターゲット1900が見つかったら、更に面白いやつがあるはず。元気くんが持ってるかもしれないから、期待していてください。

投稿: しょう | 2008年2月27日 (水) 17時59分

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